こんにちは。
マイホーム計画が進行中のことりです。
前回、「うちはローコスト住宅で家を建てます」というお話しをしました。
今日は自己資金(貯金)なしでもマイホームを実現することができるのかということについてお話ししたいと思います。
あくまでもうちの事例ですので、もしかしたらそうではないというお宅もあるかもしれませんので参考程度にしてくださいね。
家を建てることを決断した時の状況
うちの場合、息子と親子リレーローンで家を建てるわけですが、家を建てると決断した時の状況としては
- 貯金はあるけどそんなにたくさんはない。恥ずかしくて言えない(笑)
- 今ある貯金にはできるだけ手をつけたくない
- ふたりの年収は合わせて700万円程度なので高収入ではない
こんな感じの状況。
なぜ親子リレーローンにしたのかということに関してはまた後日にでも。
決して高収入ではないですし、何なら低所得なレベルかもしれません(笑)
なので無理をして有名住宅メーカーを選ばずに、社長の人柄にも惚れたローコスト住宅専門の住宅会社に決めました。
自己資金なしで家を建てるのは厳しい
結論からお話しすると、自己資金なしで家を建てるのはとても厳しいと思います。
自己資金なしと貯金なしでは全く違ってきますが、ここは貯金がほとんどないという前提でお話しさせていただきますね。
私は家を建てると決断した時、今ある貯金にはできるだけ手をつけたくないと思っていました。
ネットでも「自己資金0円でも家を建てられる」といったような広告を目にすることがありますよね。
確かに家を建てる「だけ」ならそれが可能な住宅会社さんがあるのかもしれませんが、他にももろもろとお金が必要になります。
うちの場合は、現時点で15万円程度の出費がありました。
- 土地の手付金(予約金)
- 住宅ローンの手続きなどで必要になった費用
主に上記の2つ。
間取りがようやく決まり、建具などの計画を立てている段階でです。
すでに土地をお持ちの方は手付金などは必要ないと思いますが、住宅ローンを組むのであればもろもろの費用は必要になります。
もし自己資金(貯金)がほとんどないという状況だったとしたら、この時点で「そんな話聞いてない!払えないよ!」ということになりかねません。
家を建てた後に来る恐怖の不動産取得税
不動産取得税というのをご存知でしょうか。
不動産取得税とは
不動産を取得した人に、「その不動産の所在する都道府県」が課す税金(道府県税)である。市町村が毎年課税する固定資産税と違って、不動産を取得した時に一度だけ納める。いわゆる流通税の一種であり、不動産の移転という事実に着目して課されるものである。
引用元:Wikipedia
土地や建物を取得した時に一度だけ納めなければいけない税金。固定資産税とは別のものです。
現時点では私も詳しくはわからなくてもうしわけありませんが、購入金額ではなく評価額で計算されるらしいです。
家の大きさや土地の広さなども影響してくると思います。軽減措置もあるみたいですし、計算方法も複雑なのではっきりとした金額を出すのは難しいかもしれませんが
気になる方は東京都主税局のサイトに計算ツールがありましたので参考にされてみてください。
うちでお世話になっている住宅会社の社長さんに伺ってみたところ、「不動産取得税は来年来るよ」とのことでした。
これに関しては家を建てる自己資金ということにはならないかもしれませんが、もし貯金などがない状況で家を建てたとしたらと考えると…怖くないですか?
引っ越し費用
こちらも家を建てる自己資金ということにはならないですが、家が出来たら引っ越しが必要ですよね。
どれくらいの荷物があるのかにもよりますが、引っ越し費用が必要になります。
賃貸を解約する際に退去の検査があると思いますが、もし入居時に支払っていた敷金内で収まらなければ追加で費用が発生します。
さらに、必要ないものを処分するために業者さんにお願いした場合にも費用が発生します。
家具や家電はどうする?
家を建てたら、やはりお洒落な家具や家電が欲しくなりませんか。
今あるもので良いよということならその費用は必要ありませんが、うちもやはり家具は長く使えるしっかりしたものを購入したいと考えています。
ダイニングテーブルも新居のリビングに置くにはあまりにも小さすぎるし。
テレビなんてもう15年以上前に購入したものが置物のように居座っておりますのでそろそろ買い替え時かなと…。
冷蔵庫も洗濯機も10年くらい前に購入したものです。
そして、新居のリビングや各居室に設置するエアコンも必要。
そのまま使えそうなものは使いたいと思っていますが、家電に関してはほぼ買い替え時ではあるんですよね(汗)
なんてことを考えていたら、引っ越し費用、不用品の処分、家具や家電の費用だけで100万円以上は必要になるんじゃないの?(怖っ!)と思えてきました。
今ある貯金にはできるだけ手をつけたくないと思っていましたが、現実はさすがに無理そうです。
自己資金なしでという言葉には要注意
自己資金なしでも家を建てられるという言葉は全くのウソではないかもしれません。
ですが、自己資金なしとはどの部分までのことを言っているのかということをしっかり確認する必要があります。
家を建てるまでの費用の中にも住宅ローンに組み込めないものがあったりします。(住宅会社さんによっても違うかもしれませんが)
住宅ローンの仮審査を通過したあたりから一気にマイホーム計画が進み始めます。
その時になって「あの費用は現金が必要になる」「ここでも現金が必要なんだ、どうしよう」と不安にならないためにも
家が完成してから発生する税金や引っ越し費用などもある程度計算して、貯金からどれくらい捻出しなくてはならないかを考えておいたほうが安心です。
できるだけ不安を取り除いた状態でマイホーム計画を!
これまでに何度も打ち合わせをしましたが、家を建てるためには決めなくてはいけないことがこんなにたくさんあるのかと驚いています。
間取り、外壁、外構、建具、床材、さまざまな仕様などなど。
1回の打ち合わせが約1時間半~2時間くらいなのですが、夢のマイホーム実現に向けてのワクワク感はあるものの、あまりにも決めなくてはいけないことが多くて少々お疲れ気味。
そんな時に「あの費用は現金が必要になるけど大丈夫かな…」という不安まで抱えることになってはとてもしんどいと思います。
マイホームを持つということは誰でも嬉しいですしワクワクすると思いますが、同時にお金に関する不安というのも少なからずあると思います。
家が完成してからの住宅ローンの支払いはもちろんですが、家が完成するまでに必要になる現金に関してはわからないことも多いですからね。
私としては…
自己資金(貯金)なしで家を建てるのは厳しい!
という結論です。
と言っている私もたいした貯金はない中での家を建てる決断でしたから、新居のための家具や家電に関してはできるだけ安くて、でも見栄えの悪くないものを必死で探すことにします(笑)