本を読むことが嫌いな私が最後まで読んだ自己啓発本とは

自分に都合の良い本を探せ

私は本を読むことが嫌いだ。

正確に言えば嫌いなのではなく「苦手」なのだ。

学生時代は教科書はともかくとして、小説にしても1冊の本を最後まで読み終えたという経験は皆無と言っても過言ではないかもしれない。

本を読み始めるとすぐに眠くなってしまう。内容も頭に入ってこない。

でも本を読まないからといって何も困ることはなかったし、誰かに責められることもなかった。

目次

最初に読破した本

最初に最後まで読んだ本は赤川次郎さんのミステリー小説だった。20歳になる少し前くらいだったか…。

続きが気になり夢中になって最後まで読んだ。それ以降、赤川次郎さんのミステリー小説をかなりたくさん読んだ。

古本屋に通っては何冊も購入して一気に。

今でも本を読むことは苦手なのだが、その頃から1冊の本を最後まで読むようになっていった。

ただし、どんな本でも読めるわけではないし興味を持てるわけでもない。あくまでも自分が気になるものだけ。

影響された自己啓発本

私が初めて自己啓発本を読んだのは今から約25年くらい前のこと。きっかけは離婚。

まだ小学生になったばかりの息子を抱えどう生きていけば良いのか右も左もわからない状態。そんなときに助けられたのが自己啓発本だった。

ひとことで自己啓発本といっても本当にたくさん。小難しい本から面白おかしく書かれている本まで様々。

自分に都合が良いことが書かれている本

離婚したばかりのころ、自分の不安な心をどうコントロールしていいのかわからず、とにかく自己啓発本を読み漁った。

たくさんの自己啓発本を読んで感じたのは、表現の違いはあっても結局どれもみんな同じようなことが書かれているということ。

でも自分にとって読みやすい本もあれば読みにくく内容が響かない、入ってこないという本もある。

私を救ってくれた本

私を救ってくれたある本。

あの当時かなり流行った「マーフィーの法則」。

「マーフィーの法則」にもいろいろあって、たくさん出版されている。それを片っ端から読んだ。

少しでも時間があれば自己啓発本に食らいついていた私を周りはどんな目で見ていただろう。

どうして「マーフィーの法則」だったのか。

それは…。

私にとって都合の良いことが書かれていたから

このひと言につきる!

あなたに必要なのは、頑張ることじゃない。努力することじゃない。ただ、こうなりたいという未来を想像するだけでいい。

そんな感じのことが書かれていた。

本当に明るい未来を想像するだけで幸せになれるなんてことを思っていたわけじゃない。そこはやはり行動が伴ってこそ。

でもあの当時の私にはその言葉がとても都合が良かった。

私は努力しなくていいんだ。
頑張らなくていいんだ。

ただ幸せに生活している自分と息子の姿を想像するだけでいいんだ。

頑張らなくていい!大丈夫!大丈夫!

そう言ってもらえているような、そんな感覚だった。

自分に都合が良いことがたくさん書かれている本は、その内容がスルスルと心と頭に入ってきてとても読みやすかった。

想像した通りになったのか

マーフィーの法則に書かれているように想像しただけでその通りになんてなってはいない。でも、物事は確実に好転しはじめた。

不思議なほど良いほうに、良いほうにと…。

それは、私にとって都合の良い言葉を都合の良いように受け止めることで心が軽くなり、今まで苦しいと感じていたことに対してでもだんだんと受け止め方が変わっていったからなのだろう。

想像するだけで何かが変わったのではなく、見方や受け止め方が変わったことが好転のきっかけになったと思っている。

私は本を読むことの大切さみたいなことを語るつもりは全くない。私自身、本を読むことは今でも苦手なほうだ。

もし今、心が折れそう、立ち上がれない、苦しい、悲しいと疲れ果ててしまっているとしたら、少しだけ本屋さんに立ち寄って自分に都合の良い言葉がたくさん書かれている本を探してみてはどうだろう。

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