見守りカメラを使い始めた頃は、正直、よく見ていました。
仕事の合間。
休憩時間。
スマホを開くたびに、つい。
「今どうしてるかな」
「変わった様子はないかな」
画面に映るのは、だいたいいつものハル。ソファのひじ掛けか、ラグの上で、静かにしている。
それを見ると安心するのに、しばらくすると、また見たくなる。安心したい気持ちが、まだまだ心の隅に残っていたのかもしれません。
それが、いつからか変わりました。
ある日ふと、
「今日、見てないな」と気づいたんです。
慌てて見たわけでもなく、不安になったわけでもなく、ただ一日が終わってから思い出した感じ。
ハルは、きっといつも通り過ごしていたと思います。そして私も、いつも通り過ごしていました。
見守りカメラは、「ずっと見続けるためのもの」だと思っていました。
でも今は、
「見なくても大丈夫と思えるようになるためのもの」だったのかもしれない、と思っています。
心配性は、急には治りません。でも、少しずつ楽になることはあるみたいです。


