昨年の9月に無事去勢手術を終えたハル。

去勢手術をするとそれまでよりも穏やかになるとか、指示がはいりやすくなるというようなことを耳にしたことはありませんか?
ハルの去勢手術を決めたのはそれが理由ではありませんが、今日は実際に去勢手術から約1年経ったハルの様子についてお話しようと思います。
去勢手術によって変化があらわれるのはいつ頃?
去勢手術によって変化があらわれるのは術後2週間から3か月くらい先なんだそうです。
以前去勢後のハルの様子についてお話したのは術後3週間くらいの時で、その時のハルはそれまでとほとんど変わりはありませんでした。

約1年経った今のハルの様子は
ますます元気いっぱい!
成犬になり子犬の頃と比べると多少の落ち着きは出てきたのかなとは思いますが、結構吠え癖もありますし、突然興奮して家中を走り回ったりすることも…。
穏やかに…とは程遠い感じですね^^;

ただ…
もし去勢手術をしていなかったとしたら、今よりももっと吠えたり興奮したりしていたのかというと、それはわからない。
今の状態は去勢手術をしたからしないよりもまだ穏やかなほうなのかもしれないですし、してもしなくても同じだったのかもしれない。
そこは比べようがないわけなんです。
マーキングやマウンティング行動は減った?
もともとハルは家では全くマーキングやマウンティング行動はありませんでした。去勢前も去勢後もそこは変わりがないですね。
でも、妹夫婦の家に行くと必ずマーキング行動があります。去勢後も変わりありません。シーちゃんのベッドやケージに向かって足を上げて^^;
なのでマナーウエアをして連れて行くようにしています。
ただ、シーちゃん(♀)に対してマウンティング行動は去勢前も去勢後も全くありません。お散歩中に出会ったりしたほかのわんちゃんに対してもそういったことはこれまで一度もなかったです。
お散歩中のマーキング行動に関しても去勢前、去勢後の変化はほとんど無いように感じています。
マーキングの回数が極端に減ったということもなければ増えたということもないです。
うちの場合は去勢前も去勢後もマーキングに関しての変化は無いという結論です。
ただ、去勢後にマーキングやマウンティング行動が極端に減ったという方も少なくないのでやはり個体差があるということでしょうね。
家でもマナーウエアを使用
去勢とは関係ありませんが、ハルはトイレトレーニングは早くから成功していたほうだと思います。トイレを覚えてからはほとんど失敗はありませんでした。
なのですが、最近ソファを買ってラグも敷いたこともあってその上で粗相しちゃうんです。

わんちゃんは吸水性のあるものの上でおしっこをしたがる傾向があるそうで、多分それが原因なのかな^^;
ラグやソファが無かった時は床の上に粗相をすることはまずありませんでしたから。
ということで、ハルには申し訳ないですが家でもマナーウエアをしてもらうことになりました。
お留守番の時は仕方ないですが、私がいる時はマナーウエアはおしっこのたびに交換してあげるようにしています。
マナーウエア代は結構かかってしまいますが、その分トイレシーツ代は減りました。総合的に費用をみると同じくらいですね。
最初は違和感があったみたいですが、今は慣れてきて新しいマナーウエアを出すと自分から寄ってきて体を預けてくれるようになっています^^
去勢後は体重管理に注意
男の子も女の子も去勢や避妊の手術後は太りやすくなるので体重管理が重要と言われていますよね。
ハルはというと…。
食欲が旺盛になる子もいるみたいですが、ハルはそうでもないです。というより去勢後のほうが逆に食べ物に対する執着が無くなった感じさえします。
カリカリが好きではないので手作りごはんとカリカリを併用していますが、どちらも残す感じで完食することのほうが珍しいですね。
ハルの体重は5.5㎏
食欲は減ったハルですが、体重は去勢後に結構増えました^^;
以前ハルの体重推移について紹介していますが、その時の体重は4.2㎏(昨年11月)。

そして現在の体重が5.5㎏なので9か月で1.3㎏くらい増えたことになります。
トリミング前のモッサモサの時はかなり太っちょさんに見えるハルですが

トリミングに行った後はそんなに太っている感じはしないんですよね。

でも、トリミングをお願いしている美容院のお姉さん曰く、
「これ以上は体重が増えないように気を付けたほうがいいですね。プードルちゃんは膝が弱い子が多いのであまり体重が増えると脚に負担がかかっちゃうので…」
ということでした^^;

これはママの責任だね!ごめんよハル( ノД`)
去勢後は食欲も減った感じだし、おやつの量もかなり減らしたつもり。
それでも体重がそれだけ増えるということは去勢後の食事管理(おやつ含め)はしっかり考えないといけないということなんでしょうね。
去勢後の変化には個体差がある
ハルの去勢手術を決めたのは睾丸腫瘍であったり前立腺肥大といった特定の病気の予防や実家にいるシーちゃん(♀)のこともあるのでしておいたほうが良いだろうということが理由のひとつでした。


実家の妹夫婦の娘、チワワのシーちゃんとは一緒にお出かけすることも多いので^^
あとはわんちゃんのストレスも減るみたいなのでそれも大きな理由です。
雄犬の場合、去勢手術後は男性ホルモンの減少により攻撃性が弱まる傾向にあって無駄吠えなども減ると言われていたりしますが、ハルを見ている限りかなり個体差があると感じます。
ハルの去勢手術後は上記で紹介したとおりですが、結構無駄吠えはあります^^;
もともと人やわんちゃんが大好きな子なので攻撃性は強くないほうだと思いますが、このあたりの性格的な面もあまり変化は感じていません。
攻撃性は強くないほうですが、まだ1歳という若さなのでやんちゃで元気いっぱいな感じは手術前も今も同じ^^
去勢手術が影響しているかもと感じるのは体重面くらいかな。
ここは本当に飼い主である私の責任なので、これからしっかり管理してあげなくては!と思っています。



ハルくん、今日からダイエット始めようかねぇ



え!?
ウソ~ん(◎_◎;)
うちの場合、こうやって見ると去勢手術をしたことにメリットは無かったように見えるかもしれませんが、特定の病気の予防という大きなメリットもありますので去勢手術をしたことに後悔は全くありません。
わんちゃんの特有の行動の改善(マーキングやマウンティングなど)を目的で去勢手術を考えておられる場合は
個体差があるということと改善される「可能性がある」ということであって必ずしも改善されるわけではないということは承知しておく必要があるのかなと思います。
何はともあれ、ハルは去勢手術から約1年。今日も元気にやんちゃぶりを発揮しております^^