今日は数年前に宿泊させてもらったホテルがとても素敵だったのでご紹介しますね。
淡路島旅行1日目に利用させていただいたのは「プラザ淡路島」

バリアフリー対応のお部屋
母が車いす生活になってからも年に数回は旅行をしていましたので、宿泊先を探す際に一番考えなくてはならなかったのがバリアフリー対応のお部屋かどうかということ。
- 車いすで部屋の中を移動可能か
- 段差がないか
- 部屋食が可能か
- お風呂やトイレの広さ
など、確認が必要なことが多々ありました。
バリアフリー対応かということに関しては各お部屋によって違う点もいくつかあると思いますので、詳細は公式サイトをご覧いただくか、実際にお問い合わせされたほうが良いと思います。
ここでは私たちが宿泊したお部屋の様子などをご紹介しますね^^
別邸 蒼空(そら)
私たちが宿泊させていただいたお部屋は別邸 蒼空(そら)の天空の庭。

玄関は車いすでも安心のスロープ。

リビングも和室も外が見渡せる大きなFIX窓(はめ殺し窓)になっていてとても明るいお部屋です。

間接照明で落ち着いた雰囲気のベッドルーム。

部屋に備わっている露天風呂
別邸 蒼空(そら)は全室に露天風呂が備わっています。
目の前には鳴門海峡。


塩化物泉なので塩辛い。
塩分たっぷりなので小柄で軽い母はぷかぷかと浮いていました(笑)
事前にバリアフリー対応に関して問い合わせをしていたこともあり、シャワーブースのほうに介護用の風呂椅子を準備してくださいました。

また、プラザ淡路島にはバリアフリー対応の貸切家族風呂もあります。
自動入浴システム(スライドインシステム)も導入されているのでゆっくりとご家族で温泉を楽しむことができますよ^^
絶景のテラス
私たちが宿泊したお部屋には広いテラスがあって、そこからは鳴門海峡と大鳴門橋が見えます。


この時の旅行は全体的にお天気が良くなくて…お天気が良ければテラスからの眺めももっと絶景だっただろうなと^^;
夕食と朝食はお部屋で
旅館を探す際にどうしてもクリアしなくてはいけないことのひとつ。それが部屋食が可能ということ。
母はこの頃、軽度の認知症があり自分の意思を言葉にすることが難しく、少し叫ぶような感じで言葉を発することがありました。そして人が多いところが苦手。

夕食は部屋食が可能でも朝食はラウンジでというところが多いんですよね。
こちらは夕食も朝食も部屋食が可能。
お風呂にも入りのんびりと過ごしている間にお部屋では着々と夕食の準備が進んでいきます^^






うちの家族は全員が少食。息子も若い男性にしてはかなり少食なほうだと思います。
旅館のお料理は女性には量が多すぎて食べきれないという場合も少なくないと思うのですが、こちらは丁度良いくらいの量というか、少食の私たちで「少し多いかな?」くらいでした。
そして朝食。


朝食も豪華でとても良かったですよ^^ もちろんお味のほうも美味しかったです。
プラザ淡路島に宿泊してみて
毎年1~2回ほど家族旅行をしているのですが、淡路島への旅行は母が車いす生活になって初めての家族旅行でした。
1日目はプラザ淡路島さんに宿泊させていただきましたが、玄関がスロープになっていたりお風呂に介護用の椅子、トイレに使用後の紙おむつなどを捨てられるBOXも準備してくださいました。
私たちが宿泊したお部屋は段差がほぼありませんでしたので車いすでも困ることなく快適に過ごさせていただきました。
ただ1点。
お部屋にあるトイレは手すりなどはあるのですが、車いすで入れるほど広くはないのでトイレの外から母を抱えるように介助する必要がありました。
トイレ前のスペースも広くはないので介助は少し大変というか工夫が必要でしたね。
他のお部屋も同じなのかはわからないので、広めのトイレが必要という場合は事前に問い合わせされたほうが良いと思います。
プラザ淡路島はホテルニューアワジグループのホテルです。
天空のスパ、ティーラウンジ、バー、記念撮影におすすめのスポット、プール、テニスコートなど館内施設も充実しています。
バリアフリー情報については館内施設ページの下のほうに記載されています。
ただ、やはり詳細は直接問い合わせてみなければわからない部分も多いですよね。
予約される際には使用後の紙おむつなどを捨てるBOX、お風呂での介護用の椅子など用意しておいてほしいものを伝えておかれると良いと思います。